鼻に症状が見られる病気
鼻血が出る病気
●鼻出血
鼻出血の90％程度は鼻の入り口から5mm～1cm入った鼻中隔（鼻の左右を仕切る壁）にあるキーセルバッハ部位というところから出血しています。
キーセルバッハ部位は血管が網目状に集まっているため出血しやすく、指を鼻に入れるとちょうど傷つきやすい位置にあります。
鼻出血の多くは5分以内に止まります。
鼻水、鼻づまりが見られる病気
●アレルギー性鼻炎
原因となる物質（ハウスダストや花粉など）を吸うことによって、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が現れます。
●花粉症
スギ花粉症は、スギ花粉が飛散する時期（2月～4月）に、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが見られます。
●副鼻腔炎
急性副鼻腔炎では、発熱、頬などの顔面の痛み、鼻水、鼻づまりなどの症状が見られることがあります。
慢性副鼻腔炎では、長期間、鼻水、鼻づまりだけが続くようなこともあります。
鼻水、鼻づまり、咳、痰（ゼロゼロ）が見られる病気
●副鼻腔気管支症候群
鼻水、鼻づまりなどの副鼻腔炎の症状と、咳、痰（ゼロゼロ）、ゼーゼーなどの気管支炎の症状のどちらも見られます。
以下の病気は、他のページに載せています。
いびきが見られる病気
- アデノイド肥大
鼻づまり、鼻声、口呼吸、いつも口を開けているなどの症状が見られることがあります。
→「息が苦しい、息切れがする、呼吸がおかしくなる病気」を見てくださいね。
鼻の中に何か入れた
- 鼻腔内異物
→「事故、けが、やけどなどの病気」を見てくださいね。