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お股、陰部に症状が見られる病気

お股が赤くなる病気

●おむつかぶれ(おむつ皮膚炎)

おむつの中は湿気が多く、蒸れるので肌が赤くなることがあります。
下痢をしていたり、うんちやおしっこが長くついていたりすると、ひどくなりやすく、皮膚がただれることがあります。
感染性胃腸炎にかかってうんちの回数が多くなると、悪化して皮膚がはがれることもあります。

●カンジダ皮膚炎

おむつで覆われている皮膚は湿気が多いので、カンジダという真菌が増えやすくなります。
うんちやおしっこが付かない皮膚にも起こることがあります。

●外陰炎(がいいんえん)

特に女の子は、外陰部の湿気が多いのでかぶれやすくなります。
おしっこをするとしみて痛がることがあります。

帯下(おりもの)が出る病気

●膣炎(ちつえん)

細菌などが膣の中に入り、帯下(おりもの)が出る病気です。
おりもの(帯下)がパンツにつくことがあります。

おちんちんが赤くなったり腫れたりする病気

●亀頭包皮炎(きとうほうひえん)

おちんちんの先や全体が赤く腫れたり、痛みが見られる病気です。

おちんちんにしこりができる病気

●恥垢(ちこう)

おちんちんの一部にできる弾力があるやや固めの見た目白っぽい小さな隆起のことをいいます。
おちんちんの皮(包皮)の内側に垢(あか)が溜まってできます。

おちんちんの皮がむけない病気

●包茎(ほうけい)

おちんちんの包皮(皮)がむけない状態をいいます。

おちんちんが埋もれている病気

●埋没陰茎(まいぼついんけい)

おちんちんの大きさは正常で、皮下に埋没している状態をいいます。

おちんちんが小さい病気

●ミクロペニス

おちんちんの形は正常で、長さが短い状態をいいます。

おしっこの出る穴がおちんちんの先端にない病気

●尿道下裂

おしっこの出口が、陰茎の途中やおちんちんの付け根または陰嚢(いんのう)にある状態をいいます。

●尿管異所開口

尿管は、本来、腎臓から膀胱につながっている尿が通る管です。 尿管異所開口では、尿管口(尿管の出口)が膀胱の出口近くあったり、尿道(膀胱から体の外につながっている尿が通る管)にあったり、女児では膣、男児では精嚢(せいのう)、精管、前立腺などにあったりします。
尿管が膣や尿道に開口していると、持続的に尿が漏れてしまいます。
尿路感染症を繰り返すことがあります。

陰嚢(いんのう)が大きい病気

●陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)(精巣水腫、陰嚢水瘤)、●精索水腫(せいさくすいしゅ)

陰嚢水腫は、精巣(睾丸)に水分が溜まり、陰嚢が膨れている状態をいいます。
精索水腫は、精索(精巣とつながっている血管や精管が通っているひも状の管)などに水分が溜まる病気です。
腸が陰嚢の中に飛び出してくる鼠経ヘルニア(そけいヘルニア)でも、陰嚢が膨らむことがあります。
陰嚢が大きくなる鼠経ヘルニアとの鑑別が必要になります(鼠経ヘルニア(そけいヘルニア)は、「足、足の付け根に症状が見られる病気」を見てくだ

睾丸が触れない病気

●停留精巣(停留睾丸、遊走精巣、移動精巣)

精巣(睾丸)が陰嚢(いんのう)(袋)の中になく、おなかに近いところや、おなかの中にある状態をいいます。
を触っても睾丸が触れません。

睾丸あたりが痛くなる病気

●精巣捻転症(睾丸捻転症)

精巣捻転症(睾丸捻転症)は、精索(精巣とつながっている血管や精管が通っているひも状の管)が捻じれる病気です。
乳児でも起こりますが、10~25歳に多く、寝ているときに起こる傾向があります。
激しい痛みを伴います。

●精巣上体炎(副睾丸炎)

精巣上体炎(副睾丸炎)は、精巣の隣にある精巣上体(副睾丸)に炎症が起こる(腫れたり痛くなる)病気です。
痛みは精巣上体から始まり陰嚢(いんのう)全体に広がります。
陰嚢が腫れて熱が出ることもあります。

以下の病気は、他のページに載せています。

のどや口の中に痛くて赤いポツポツや口内炎ができる病気
  • 手足口病

発疹がお股やおしりにたくさんできることがあります。
→「熱が出る病気」を見てくださいね。

おしりの割れ目に小さな穴が空いている病気
  • 仙尾部皮膚陥凹(せんびぶひふかんおう)(仙尾部陥凹、仙骨部皮膚陥凹、仙骨部陥凹)、腰仙部皮膚陥凹、脊髄係留症候群(せきずいけいりゅうしょうこうぐん)、潜在性二分脊椎症(二分脊椎)、脊髄脂肪腫(脂肪脊髄髄膜瘤)

→「皮膚の病気」を見てくださいね。

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