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健診や何らかの症状で受診したときに見つかる病気

病気ではないのに心雑音が聞こえる

●無害性心雑音(●機能性心雑音)

病気がないのに聴診器で聞こえる心雑音のことをいいます。
子どもではかなり多く見られます。

心臓の病気

●心疾患(●心臓病)

心臓の病気には、先天性(生まれつきの病気)と後天性(生まれたあとにかかった病気)があります。
不整脈などの病気もあります。
先天的の心臓病(先天性心疾患)には、心室中隔欠損症、肺動脈狭窄症、心房中隔欠損症、ファロー四徴症、動脈管開存症、大動脈縮窄、大動脈離断症、完全大血管転移症、心内膜床欠損症、両大血管右室起始症、総肺静脈還流異常症などがあります。
後天性の心臓病には、心筋炎、心膜炎、心内膜炎などがあります。
不整脈は意識がなくなったり突然死する危険なものから、治療を必要としないものまで多数あります。
たとえば、洞性不整脈、洞性頻脈、洞性徐脈、洞不全症候群、房室ブロック、上室性期外収縮、心室性期外収縮、WPW症候群、発作性上室頻拍、QT延長症候群、ブルガダ症候群などです。
脈が飛んだり、動悸がしたりするとは限りません。

腎臓の病気

●腎疾患(●腎臓病)、●腎尿路系疾患

腎臓や膀胱の病気は腎尿路系疾患と呼ばれます。
たとえば、腎炎、腎症、ネフローゼ症候群、血尿症候群、無症候性血尿、無症候性蛋白尿、蛋白尿症候群、先天性腎尿路異常、水腎症、嚢胞性腎疾患などの病気があります。
重症化する病気でも、初期は無症状のことがあります。
体の蛋白質が尿と一緒に失われると、顔や体にむくみが見られることがあります。

血圧が高くなる病気

●高血圧症

血圧が高くなる病気は多数あります。
本態性高血圧症、腎臓病による高血圧、腎動脈狭窄による高血圧、腎動静脈血栓症による高血圧、内分泌疾患(甲状腺機能亢進、クッシング症候群、褐色細胞腫)、自律神経障害による高圧圧、神経線維腫症、先天性心疾患による高血圧、大動脈縮窄症、大動脈症候群、慢性肺疾患による高血圧、睡眠時無呼吸症候群による高血圧、薬による高血圧などです。

がんなどの病気

●小児がん

子どもがかかるがんにはたくさんの種類があります。
たとえば、白血病、悪性リンパ腫、ランゲルハンス細胞組織球症、神経芽腫、ウィルムス腫瘍(腎芽種)、肝芽腫、横紋筋肉腫、脳腫瘍、網膜芽腫などです。

●ヒトT細胞白血病ウイルスⅠ型感染症(●HTLV-1感染症)、●成人T細胞白血病(●ATL)、●HTLV-1関連脊髄症(●HAM)、●HTLV-1関連ぶどう膜炎(●HU/HAU)

ヒトT細胞白血病ウイルスⅠ型(HTLV-1)は、成人T細胞白血病(ATL)やHTLV-1関連脊髄症(HAM)、HTLV-1関連ぶどう膜炎(HU/HAU)の原因になるウイルスです。
母乳、精液、血液に含まれるウイルスによってうつります。
お母さんがウイルスを持っている場合は、母乳などを介して赤ちゃんにうつらないよう気をつけます。
まれですが、HTLV-1関連脊髄症(HAM)は、幼児期にふつうに歩けなくなったといった症状で発症することがあります。
成人T細胞白血病(ATL)の多くは40歳を超えてから発症します。
足の付け根、首、脇のリンパ節が腫れ、発熱、発疹、倦怠感などが見られることがあります。

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