メニュー

腹痛

おなかが痛いときはどうすればいい?

診断がついていない場合は、安易に痛み止めを飲むことは控えますが、アセトアミノフェン(コカール、カロナール)であれば、あまり問題になることはありません(ただし効果は高くありません)。

おなかの痛みや下痢には、腸の動きを抑える薬(ロペミン、ブスコパン、チアトンなど)はよく効きますが、感染性胃腸炎が疑われるときは飲まないほうがよいとされています。
腸の動きが止まり、便の中で細菌が繁殖してしまうことがあるからです。

虫垂炎

おなかの痛みが続くときは、虫垂炎も疑わなければいけません。
熱があり、何時間も痛みが続き、歩いたり飛んだりするとおなかに響くようなときは可能性が高くなります。
痛い場所は、ふつうおなかの右下ですが、右下以外のこともあります。
吐き気をもよおすこともあります。
子どもの虫垂炎は大人より腸が破れやすいので、早めに見つける必要があります。
上記の症状が見られたら、早めに小児科を受診しましょう。

腸重積

おなかが痛くなる重症な病気には腸重積もあります。
腸が腸の中に入り込む病気です。
腸重積は、乳児や幼児期の初期にかかる病気なので、おなかが痛いと本人が言うことはほとんどありませんが、実際にはかなりの激痛のはずです。
主な症状は、嘔吐、下血、ぐったりする、機嫌が悪いなどです。
機嫌が悪い状態と少し落ち着いてぐったりする状態を繰り返すこともあります。
腸重積は24時間以内に見つけないと手術になってしまうことがあります。
上記の症状が見られたら早めに小児科を受診しましょう。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME