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母乳・ミルク・離乳食・食事

病気のとき、母乳やミルクはふつうにあげてもいいの?

風邪などの感染症にかかっても、吐き気や嘔吐がなければ授乳や食事をやめる必要はありません。
下痢があっても、多くの場合やめる必要はありません。
吐き気があるときは別として、母乳は消化によいので、まず病状を悪化させることはありません。

吐き気や嘔吐があるときは、吐き気が止まるまで母乳やミルクは数時間やめるのが一般的です。
吐き気が落ち着いたら、わずかな量から始めます。
飲みたいだけ飲ませてしまうと、また吐いてしまうことが多いからです。
まず、お白湯や薄いお茶から始めるとよいでしょう。
飲みたくなさそうなときに、急かして飲ませることはやめましょう。
量とタイミングは、1回20~30mlを10~15分おきに飲ませます。
嘔吐がひどかった乳児では、もっと少ない量から始めます。
1回量が少なければ少ないほど吐く確率はふつう減ります。
1回20mlを10~15分ごとに飲めれば、1時間に100ml程度飲めるので、脱水を防ぐことができます。

長時間、水分を摂れないときは、脱水だけでなく血糖値が下がってぐったりしてしまうこともあります。
少し飲めるようになったら、経口補水液などで少し糖分も摂るようにしましょう。

十分飲めるようになったら、固形物を食べても吐かないかもしれません。
最初に食べる固形物は、お粥や軟らかいうどんなどの炭水化物がよいでしょう。
たくさん食べると胃に溜まって、また吐き気をもよおすので控えめに始めましょう。

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