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吐き気・嘔吐・脱水

吐き気や嘔吐があるときはどうすればいい?

吐き気止めの薬を持っていないとき

吐き気止めの薬が手元にないときは、4~5時間絶食にしましょう。
しばらく胃を空っぽにすると、吐き気が落ち着きやすくなります。
吐き気が止まったら、お白湯や薄いお茶から始めてみます。
少量ずつ(20~30ml)飲んでみて、吐き気がしないか確かめましょう。
乳児であれば、さらに少ない量から始めたほうがよいことがあります。
1回量が少なければ少ないほど吐く確率はふつう減ります。
たとえば、1回20mlを10~15分ごとに飲めれば、1時間に100ml程度飲めることになり、脱水を防ぐことができます。

長時間、水分を摂れないときは、脱水だけでなく血糖値が下がってぐったりしてしまうこともあります。
少し飲めるようになったら、経口補水液などで少し糖分も摂るようにしましょう。

吐き気止めの薬を持っているとき

吐き気止めのドンペリドン(ナウゼリン)内服薬、ドンペリドン(ナウゼリン)坐薬、メトクロプラミド(プリンペラン)内服薬があれば、飲んでも構いません。
吐き気が強かったり、飲んでも吐くときは、坐薬を使います。
吐き気が強いときは、薬を飲んでも胃に長時間溜まったままになり、効果がなかなかみられないことがあります。
熱性けいれんを起こしたことがあり、高熱が出ているときは、メトクロプラミド(プリンペラン)は使用しないほうがよいともいわれています。
けいれんを起こす確率を少し高めるかもしれないからです。

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