便秘になる病気
うんちが出にくくなる病気
●便秘症
子どもでも、うんちが出なくて困ることが多くなったら、薬を飲むことがあります。
時々、便秘をする方には困ったときだけ飲む薬がありますし、慢性的な便秘の子どもは、毎日、長期間飲んでもいい薬を使うこともあります。
●ヒルシュスプルング病
典型的な場合は、生まれてすぐに胎便が出ない、おなかが張っている、緑色の胆汁が混ざった吐物を吐くなどの症状が見られます。
新生児期に見つかるのは約半数です。
約10%の子どもは通常の便秘として見過ごされ、1歳以降で診断されます。
●腸閉塞
何らかの原因で腸内容物の通りが悪くなった状態です。
腹痛、おなかの張り(腹部膨満)、ガスや便が出ない、吐き気、嘔吐などの症状が見られます。
●腸回転異常症、●中腸軸捻転症(腸捻転)
腸が捻じれてしまう病気を腸捻転といいます。
腸回転異常症という病気があると、中腸軸捻転症(腸捻転)を起こすことがあります。
中腸軸捻転症(腸捻転)を起こすと、激しい腹痛、おなかの張り(腹部膨満)、ガスや便が出ない、吐き気、嘔吐が見られます。
以下の病気は、他のページに載せています。
おなかが痛くなる病気
- 過敏性腸症候群
- 卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)
→「おなか、おへそに症状が見られる病気」を見てくださいね。